福島の遺跡を知る

横大道製鉄遺跡

区分
国指定遺跡
所在
南相馬市小高区飯崎字横大道

横大道製鉄遺跡は8世紀から9世紀にかけての製鉄遺跡です。常磐自動車道建設に伴う発掘調査により、製鉄炉跡7基、木炭窯跡31基、廃滓場4箇所などが発見されました。製鉄炉跡の内6基は、8世紀後半頃の竪形炉で、直径約20mの環状盛土の内側から発見されました。このような製鉄炉のあり方については、国内で他に調査事例がなく、注目されます。

また、南に隣接する舘越遺跡の調査でも製鉄炉跡や木炭窯跡が見つかっている他、周辺地域には、人工的な窪地や廃滓場が多く見つかっていることから、横大道製鉄遺跡を中心とした一大製鉄コンビナートが存在していたことが推測されます。

環状盛土の内側から発見された製鉄炉跡群
環状盛土の内側から発見された製鉄炉跡群
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